大会・講演会

平成16年度・関西支部講習会開催のご案内
            『銑鉄鋳物の将来展望と溶解技術』
          -グローバルな環境下での生き残り戦略を考える-
                     主催 (社)日本鋳造工学会関西支部
                     共催 (社)日本鋳造技術協会関西支部
                     協賛 (社)大阪府技術協会

  景気の先行きには予断を許さない面はあるものの、このところ好調に推移している鋳物業界ですが、このことは以前のように継続性が期待出来るものではな く、依然として中国を始めとするアジア諸国との競争、グローバルな市場や生産拠点立地など多くの問題を抱えています。こうした問題を解決することによって 我が国の鋳物業界が構造的な変革を遂げ、今後継続的な発展ができる体制を作っていくことが強く求められていると言えます。
 そこで(社)日本鋳造工学会関西支部では、関連団体の協力も得て、こうした問題の根本にある「日本で作る鋳物とはどうあるべきものか」について考えるこ とを目的に、今回は産学を代表する先導的な講演に加え、特に溶解に焦点を当てて、エネルギーの効率的使用、溶湯品質、溶解管理など先進的な鉄鋼業から学ぶ ことも交えながら、その道の専門家によう多面的な講演とそれらに関する討論から成る講習会を企画致しました。
ご多忙とは存じますが、必ずやお役に立つものと思われますので、多数ご参加下さいますようご案内いたします。
                         記
日時   平成16年度12月11日(土)10:00~17:00 
場所   クリエイション・コア東大阪 南館3階 技術交流室A
        東大阪市荒本北50-5 (近鉄東大阪線荒本駅下車徒歩5分)地図参照
参加費  会員12,000円 非会員20,000円 学生1,000円 (何れも昼食代含)
      (注1:12月3日までにお申込みの方には昼食をご用意いたします)
        (注2:ご欠席の場合、参加費は返却いたしませんので、予めご了承下さい)
定員   100名(定員に達し次第締切ります)
申込方法 平成16年12月3日(金)までに、参加費を添えて、申込書を(社)日本鋳造工学会関西支部宛 
       お送り下さい。なお、参加費は下記のいずれかでご送金ください。
送金方法 ① 郵便振込 口座番号:00910-7-102381
       (社)日本鋳造工学会関西支部宛
     ② 銀行振込 UFJ銀行・中之島支店 口座番号:普通預金 32749
       (社)日本鋳造工学会関西支部 支部長 松 井 正 毅宛
問合せ先  〒579-8037 東大阪市新町12-34 ㈱ナニワ炉機研究所内
      (社)日本鋳造工学会関西支部 事務局 TEL0729-86-2608 (FAX共用)
    http://www.jfs.or.jp
 
            ― プログラム ―
    (演題、講演内容は若干変わることもありますのでご了承下さい)
10:00~10:05  開会挨拶  (社)日本鋳造工学会関西支部 支部長 松井 正毅
                 
                 司会 東大阪市産業技術支援センター 西村 章
10:05~11:00  (基調講演) 生き残りのための鋳造技術の今後の展望     
                         近畿大学     木口 昭二
 鋳物製品生産量は、昨年の後半より活況を呈しておりますが、素材間の競争は益々激しくなっています。こうした競争に打ち勝つための鋳造技術の開発と鋳物の今後 の展望について解説して頂く予定です。

11:00~12:00     (特別講演) 自動車産業の国内外の動向      
                        トヨタ自動車㈱   水野 慎也
 日本の自動車産業の発展は目覚しいものがありますが、近年海外での現地生産が活発化しており、軽量化にともなうアルミへの急展開などを含めた今後の国内外の動向についてお話頂く予定です。 

12:00~13:00       昼    食
                      司会  大銑産業㈱   芝  重和
13:00~14:00      (技術講演) 高周波誘導炉操業の現状  
                    富士電機サーモシステムズ㈱ 加納 利行
 近年においては、高周波誘導炉及び中周波誘導炉が主流であるが、材料に制約があり、亜鉛鋼板等使用が難しい材料もあります。こうした状況をふまえ、炉構造を含めた今後の展開についてお話し頂く予定です。

14:00~15:00   (技術講演) キュポラ操業の現状と課題        
                      ㈱ナニワ炉機研究所   村田 博敏
 キュポラでは熱風化、除湿化、酸素富化等各種の操業上の工夫がなされていますが、ここにきてコークスの価格や品質等が問題となっています。そこでここでは品質の安定化、溶湯コスト低減を図る技術を中心にお話し頂く予定です。

15:00~15:20      コーヒブレーク

15:20~16:20   (特別講演) キュポラ操業に役立つ高炉技術      
                 新日本製鐵株式会社       内藤 誠章
  世界に冠たる高炉技術から学ぶため、高炉におけるエネルギーの効率的な使用、溶湯品質、溶解管理技術等についての解説とこうした観点からのキュポラ操業に役立つ熱解析等の実施例について解説して頂く予定です。

16:20~16:50   質疑応答

16:50~17:00   閉会あいさつ 企画担当代表理事 大阪府立大学 辻川 正人

インターネットからの申し込みはこちら(クリック)



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(社)日本鋳造工学会関西支部

FAX 0729-86-2608(電話兼用)

平成16年度講習会参加申込書

下記の通り参加を申し込みます。            平成16年  月   日

勤務先名

所在地

参加者氏名

所属部・課 等

資格(○で囲む)

 

会員・非会員・学生

 

 

会員・非会員・学生

 

会員・非会員・学生

TEL:

送金額

              円

FAX:

送金方法を○で囲んで下さい(振り込予定日)  月  日   郵便振込 ・ 銀行振込

*必要事項をご記入の上、12月3日(金)までに支部事務局へ郵便又はFAXでお申込みください。